ブログ · 2026年10月21日 · 6 分で読めます

iPhone Duoで使えるおすすめ電子書籍リーダーアプリ

iPhone Duoの7.6インチの内側ディスプレイいっぱいに表示されるのはどのリーダーか。見開き2ページになるのはどれか、小さな枠のままなのはどれか。発売2日前に確かめました。

iPhone Duoを開くと、真ん中に折り目のある7.6インチの画面が現れます。開いた文庫本に近い形なので、本を読みたくなるのは自然なことです。ただ、うまくいくかどうかはアプリしだいです。画面いっぱいに広がって折り目の左右に1ページずつ並べるアプリもあれば、iPhoneサイズの枠のまま、まわりに余白が残るアプリもあります。

このガイドは、iPhone Duoの発売2日前にあたる2026年10月21日に書きました。実際に端末が手元に届けば、アプリも変わっていくはずです。下の状況はその日時点のものと考え、何か購入する前にApp Storeの「新機能」を確認してください。

最初にお断りしておくと、下で紹介するアプリのひとつ、Glosaは私たちが作っていて、このブログも私たちのものです。GlosaはまだApp Storeに出ていません。自分たちのアプリも含め、どのアプリも今できることをそのまま書きました。

iPhone Duoでアプリが小さく見える理由

AppleはiPhone Duoの開発者向けセッションで、3つのケースを説明しています。iOS 26以前の開発ツールでビルドしたアプリは、内側のディスプレイでも普通のiPhoneのサイズのまま、余白に囲まれて中央に表示されます。iOS 27の開発ツールでビルドしたアプリは画面の大部分に広がりますが、右端に縦に走るステータスバーの手前で止まります。画面の端まで届くのは、iOS 27.1の開発ツールでビルドしたアプリだけです。

これだけで2ページ表示になるわけではありません。画面いっぱいに広がるアプリでも、折り目をどう扱うかは別に決める必要があります。横長の1ページを折り目をまたいで広げるか、本のように左右に1ページずつ置くか。Duoで読書らしさを感じられるのは後者ですが、今のところそうしているアプリはわずかです。

Apple Books

Apple Booksは最初から入っていて、iOSと一緒にアップデートされるので、発売日から内側のディスプレイに合わせて表示されます。10月21日に公開されたCNNのiPhone Duoレビューによると、ブックは端末を少し折り曲げた状態だと、本物の本のように折り目の両側に1ページずつ表示するそうです。Appleはまだこの機能を説明しておらず、これに触れたレビューは私たちが探した限りこの1本だけでした。

EPUBとPDFを読め、本、読んでいる位置、ハイライトはiCloudで同期されます。Appleのストアで本を買う人や、DRMのない本を何冊か読むだけで設定の手間をかけたくない人に向いています。

Kindle

私たちが確認した時点では、KindleアプリはiPhone Duo向けにアップデートされていませんでした。10月9日に公開されたバージョン7.69は中央の小さな枠で動き、CNNのレビューでも対応が追いついていないアプリとして名前が挙がっています。KindleのライブラリはほかのどのiPhoneとも同じように開いて読めますが、画面の大きさを活かしきれません。詳しくはiPhone DuoのKindleが小さく表示される理由で書いています。

Amazonのストアで本を買っていて、アップデートを待てる人に向いています。

ほかに注目したいリーダー

BookFusionはリリースノートを見ると実機で試したことがわかります。バージョン1.44.1でiPhone Duoでの表示の不具合を直しました。2ページ表示になるかどうかは書かれていません。Yomuは、iOS 27.1の開発ツールが確定する前の9月にiOS 27への対応を加えたので、画面全体ではなく大部分に広がる程度だと思われます。Readestには横長の画面向けの2ページモードがすでにありますが、Duoでそれが有効になるかはまだ何も発表されていません。

Kobo Books、Google Play ブックス、Libbyはどれも10月にアップデートを出しましたが、リリースノートにDuoの話はありません。PocketBook ReaderとKyBook 3はiOS 27.1の開発ツールが出てから一度も更新されていないので、おそらく小さな枠で動きます。

Glosa

Glosaは私たちが作っている、iPhone、iPad、iPhone Duo向けのリーダーです。iOS 27.1の開発ツールでビルドしているので、内側のディスプレイでは端まで広がり、折り目を本の背として扱います。ページ送りのEPUBは、端末を平らに開いても半分折って立てても、折り目の左右に1ページずつの見開きになり、2ページまとめてめくれます。ライブラリも同じように左右に分かれ、バーやボタンは折り目にかかりません。5.4インチの外側のディスプレイでは、ほかのiPhoneと同じ見た目と使い勝手です。

Glosaは、端末上のApple翻訳(iOS 18以降)でEPUBを翻訳することもできます。開いたDuoでは訳文を見開きで表示します。左に原文、右に同じ段落のあなたの言語での訳文が並び、一緒にめくれます。iPhoneでは、訳文が各段落の下に入ります。

ほかはどのiPhoneで使うGlosaとも同じです。EPUB、PDF、DRMのないMOBIとAZW3、TXT、Markdown、HTMLを開け、「ファイル」から、フォルダごと、またはCalibreなどのOPDSカタログから読み込めます。単語をダブルタップすると、その文の中での意味が16言語のどれかで表示されます。Appleの音声やダウンロードできる自然な音声で読み上げ、自分のiCloudで同期するので、アカウントを作る必要はありません。

足りないところもあります。まだApp Storeに出ておらず、DuoでもPDFは1ページずつの表示で、オーディオブックは再生できません。無料で、広告もApp内課金もありません。AIによる意味の表示には1日の無料回数があります。Duoで本のように読みたい人や、第二言語で本を読む人に向いています。

比較表

アプリ 開いた内側のディスプレイでの表示(10月21日) 見開き2ページ 価格
Apple Books 画面いっぱい あり(レビュー1件による。少し折り曲げたとき) 無料
Kindle 中央の小さな枠 なし 無料
BookFusion Duo向けにアップデート済み 記載なし 無料、有料プラン月$1.99から
Yomu iOS 27対応、おそらく画面の大部分 記載なし 無料、Pro $7.99
Readest Duo向けのアップデートはまだ 見開きモードあり、Duoでは未確認 無料、有料プラン$4.99から
Glosa 端から端まで あり(EPUB、平らに開いても半分折っても) 無料、App Storeには未公開

どれを選ぶか

Appleのストアの本を読むなら、まずはApple Booksです。最初から入っていて、2ページ表示にも対応しているようです。ライブラリがKindleにあるなら、Amazonがアップデートを出すまでは小さな枠のままですが、ちゃんと読めます。自分のEPUBファイルを見開きで読みたい、翻訳を原文と並べて読みたい、ページを離れずに単語の意味を知りたい。そんな人のために作ったのがGlosaで、App Storeに出たら無料で使えます。どのiPhoneでも使えるほかの選択肢は、iPhone・iPad向けのおすすめEPUBリーダーアプリをご覧ください。

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